おいしいパリ暦 [本(暮らし・健康・子育て)]
しかし、わたしは申し訳ないくらいに雑誌というものを読まないのだけれど
こちらはフィガロの連載をひとつにまとめたものだそうです。
『美味しい』や『旨い』を享受するためには、
季節の色や香りや瑞々しさをとらえる能力というか
植物であれ動物であれ、うまく命を切り取る能力の様なものが必要かと思う。
時に残酷さを感じたとしても、生生しくなければ美味しさというものは
写真や文章では伝わらないと思うのです。
ああ、上手だなあと思って奥付を見るとこの方、
自分よりもだいぶ年上。
ゆえか、ハコ寄りのふわふわしたものでなく
きちんと料理や食材に焦点の合った、一冊。
5年後10年後、お店はなくなっていたとしても
この食の嗜好、主体性は変わらず信頼できるのではないかしら。
by345
タグ:★★★★☆
医師がすすめる男のダイエット [本(暮らし・健康・子育て)]
「自分を磨く」努力はいつも楽しい [本(暮らし・健康・子育て)]
「自分を磨く」努力はいつも楽しい―いつまでもキレイでいたい、素敵なママでいたい人の365日 (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)
- 作者: 君島 十和子
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2006/06
- メディア: 文庫
この方、好きです。
綺麗で嫌味なく上品で。
好きなことに突っ走っても、
他人に不快感を与えることなく
日々に取り入れていける力はあこがれ。
15分ほどで読める、隙間時間にぴったりの本。
ちょっと部屋の掃除に萎えたときとかさ。。。
by345
家族のごはん作り (2) 正しい冷凍方法・おいしい作りおき編 [本(暮らし・健康・子育て)]
家族のごはん作り (2) 正しい冷凍方法・おいしい作りおき編
- 作者: 有元 葉子
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2002/06
- メディア: 単行本
なぜ有元レシピが好きかというと、
やりすぎないのに上品だから。
自分で作ると、どうしてもあれもこれもと入れたくなって
結果として少し下品な感じに仕上がる気がしている。
おにぎりひとつとってみたって、
「鮭にイクラも入れて、親子おにぎりね。」なんて考えてみるものの
食べる方はそれを望んでいない。
どうも「ウマイコト」やりたくなってしまうのが凶。
自分用ごはんに活躍したレシピだけれど、
今なお「やりすぎないで!」という警鐘を鳴らしてくれている一冊。
by345
家族のごはん作り (1) 道具を上手に使う編 [本(暮らし・健康・子育て)]
ひとりの暮らし 小さな贅沢 [本(暮らし・健康・子育て)]
料理王国 [本(暮らし・健康・子育て)]
カツラーの妻(おんな)たち [本(暮らし・健康・子育て)]
あまりにくだらないので、798円も出すかどうか非常に迷った一冊。
カツラ賛否のエピソードが女性目線、男性目線で書かれているんですが
私はどれも非常に笑えました。
真面目な語り口ではありますが、なんか可笑しい。
真剣な悩みなんだろうけど、なんか面白い。
私はもちろん、カツラなんかいらない派ですが
これを読むと「認めても良いかもしれない」と思えてくる。
「乗ってても良いよ」と言うのもひとつのやさしさのありかたかと。
ちなみにdg23氏は、禿げていません。
広大なおでこの持ち主であるだけです。
by345
「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法 [本(暮らし・健康・子育て)]
「私も私の子もできる子です」という立場に立って書かれています。
目新しいことは何一つ書いてない。
具体例についても、「経験したことがら」程度にしか読めませんでした。
共通した認識はひとつだけ。
それは、親が子を育てる、ということです。
できる子の親はできる子を育てられる親であり、
できない子の親はできる子を育てられない親なのです。
トートロジーです。
子どものできる、できないは、プロが見れば
かなり早い段階で分かります。
どんな偏差値・レベルでも、
「自分の身の丈に合ったコミュニティで、身の丈に合った人生で幸せ」を求め、
かつ認めることが大切なのでは。
親も子どもも。
by 345