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グラスホッパー [本(文学)]


グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 文庫



小説嫌いのくせに、最近小説を読み出した。
しかし、最後の方で自分をばっさり裏切ってくれるような展開を
期待しすぎているせいか
なかなか素直に面白かったと思えるものにあたらない。

3人の殺し屋と、主人公の話。
点在する4人が、うまく結びついていくことはわかる。

読後、「え?、で?」

決して面白くないわけではない(多分)けれど、
何、これ・・・という印象の結末。

by345


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秘密 [本(文学)]


秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 文庫



作家のイメージから、謎解き系ミステリーだと思って読んでいたら違った!

事故に合い、肉体的に死んでしまった嫁の心が
同時に肉体的には生き延びた娘に入ってしまうという
ありがちな設定だけど、展開は違う。

帯には「愛する人を二度奪っていく」とありましたが、
何度も奪われていった印象。

しかし、わたしはこれをハッピーエンドだととらえましたがいかに。

そしてやはり伏線回収が非常に巧みです。

by345
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宿命 [本(文学)]


宿命 (講談社文庫)

宿命 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1993/07
  • メディア: 文庫



「脳ブーム」の今でない頃なら、
もう少し興味深く読めたかもしれない。

書かれたその時代に読むのがよかったと思う。

最後のあたりでは「来るぞ、来るぞ」と思って読んでしまうし、
思っていると確かにうまーく伏線が回収されていくし。

by345
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赤い指 [本(文学)]


赤い指 (講談社文庫)

赤い指 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/08/12
  • メディア: 文庫



2010年読み初めは、東野圭吾。
『新参者』を読むためのステップとして導入。

いわずとしれた大作家なのは知っているが、
うまいのも重々承知だが、
こんなこと書くのはおこがましいのもわかっているが、

・・・うーん。。。

社会的問題(介護とか、ひきこもりとかいじめとか)が盛りだくさんすぎて、
どこに焦点があるのかわからない。

ミステリーとしても、謎解きが薄くてうーん・・・。

「東野圭吾っぽさ」をわかっていると、ラストの展開も容易に想像できると思うんだけど。。。

わたくしの「感動」とか「驚き」とかいう琴線は、人に比べて
ゆるんでいるのか、はたまた切れているのか!?

by345
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向日葵の咲かない夏 [本(文学)]


向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

  • 作者: 道尾 秀介
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/07/29
  • メディア: 文庫



意外に好きです、これ。
いや、気分が違えば数ページで閉じていたかもしれない本。

「S君」が生まれ変わって、とあるモノになり・・・
というところで、今までだったら閉じてしまうんだけど。

暗くて陰湿な(というかホラーっぽいのかな)小説だけど
登場人物がリアルに身近にいる人物に近い。。。

が、見方によってはほのぼのストーリーだと感じるのは
爬虫類をかわゆいと思うからか、動物がたくさん出てくるからか、
はたまた最後にお母さんが・・・なのか。

じっくりと腰をすえて読む内容ではないけれど、
軽い時間つぶしに最適な飽きなさ加減。

実際、わたくしはとあるラーメン屋さんの行列に並ぶ間に150ページほど読めました。

by345


この作品は珍しく、ちょっとムリ・・・。

ミステリーなのか、ホラーなのかジャンルがイマイチわからない。

オチも「やられた!」という斬新さはなく、「なんだそれ…」感が満載。
「なにはともあれ面白かった」的な読後感もなく・・・、
「早く寝れば良かった」と思っただけ。

by dg23






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告白 [本(文学)]


告白

告白

  • 作者: 湊 かなえ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: 単行本



色んなところで紹介されてて、
なんか評価も高かったので、珍しく古本屋でなく定価で買ってみた。

本屋大賞にもなってるので期待大で本を開く。
   ・
   ・
   ・
う~ん。。。好みの問題ですかね。
たぶん2週間したら、どんな内容の本だったか忘れると思ったり。

この年、既出の「のぼうの城」とか、東野圭吾とか伊坂幸太郎とか
超人気作家を抑えての『本屋大賞』の受賞には???ですね。

まぁ、期待が大き過ぎただけで、普通に面白いと思います。

by dg23

***

で、面白くなるのはいつから?!

・・・と、思っているうちに気持ちの悪い展開で終わってしまった・・・。

正直、私は詳細な内容を忘れました。

視点が変わって語られる点についても、特に技巧的に優れているとも思えず。
すみません。

by345
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大金星 [本(文学)]


大金星

大金星

  • 作者: 水野 敬也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/12/09
  • メディア: 単行本



自分で買った記憶は全く無いので、多分誰かの本なんだけど・・・。

『夢をかなえるゾウ』と、ほぼ同じスタイル。
非現実的なキャラ(そして方言を話す)が出てきて、さえない人物を啓発していく。
偉人の格言なども取り入れながら。

ただし、合コン・ナンパでの成功を目的としたのが本書。

~ゾウ同様、とにかく内容が薄く安っぽい。
街やイベントの描写は、「あるある」と思えれば軽い雑誌を読んでいるようでひまつぶしにはなるが。

~ゾウよりは、読めるかも・・・と思って読み終えようとしたところで
どうにも商的な伏線が一行・・・。

いらだちすら覚えました。
ごめんなさい。

by 345
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のぼうの城 [本(文学)]


のぼうの城

のぼうの城

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/11/28
  • メディア: 単行本



時代小説とかって、なんか読みたいなと思うと、
信長とか秀吉、武田とか上杉とかよく聞く名前以外に手が出にくい。

作家も大御所が多くて、無難にその辺を探しがち。

コレ、話のメインが「忍城」「成田長親」とかちょっと、どこだっけ?誰だっけ?な印象。
でも流行ってる(流行ってた?)と聞いたので挑戦。


メチャメチャ面白い。

読了後の感想。
もしも自分が作家とかだったらこんなものを書きたいなと
書く予定もないのに思いました。

by dg23



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すべてがFになる [本(文学)]


後輩子の強力プッシュを受けて購入。
比較的早い段階で、大方のトリックがわかってしまったのが残念。
すべてがFになる、ということについても・・・。
いかんせん、わたくしは数学が専門ゆえにそういうことを意識して読んでしまうのがさみしい。

人物のキャラがわかりにくいのは置いといて、
ストーリーをおおまかにでも覚えてるってことは面白かったってことなのかな?

いまいち小説の楽しみ方がわからない。
機会があったら続シリーズ買ってみます。

by345
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海王伝 [本(文学)]



前回『海狼伝』の続編。
気になって買っちゃった。

「狼」から「王」へとレベルアップしたものの、
今回もまた、主人公が「王」というほどの圧倒的な存在感を見せる前に終わる。

船が海外まで行っちゃったから、
地理感覚がいまいち分からない。

何はともあれ、続編はでなそうなので残念。

著者の白石一郎で攻めてみようかな?と思いきや
書店にはあんまり並んでないので、
そのうち忘れそう・・・。

by dg23
posted by dg23 at コメント(0)  トラックバック(0) 
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