ウスケボーイズ [本(ノンフィクション)]
岡本英史、城戸亜紀人、曽我彰彦といえば、
日本ワインを少しでも知っている人ならすでに有名。
「共感」できるほどのストイックさを私は持ち合わせていないし、
「楽しむ」ほどこれらのワインは手軽に売られていはいないし、
「感動する」ほどこの著は上手くもない。
何かこう、伝説みたいなものを本人以外が作ろうとしてしまっている現状に冷める。
ワインについては旨いか旨くないかで判断する自分にとっては、
もう少し上手いノンフィクションを期待していた。
筆者はもう少し、彼らのインタヴューや現状を
ノンフィクション作家として冷静に、詳細に書いた方が良いんじゃないか。
せっかく素晴らしく気概のあるヴィニュロン達なのだから。
2時間かけて読むなら、2時間かけて畑へ行った方が良い。
by345
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