手紙 [本(文学)]
ぐっとくるポイントはたくさんある。
殺人犯の兄を持ったことによって、
弟が苦悶しつつも人生を歩んでいく。
「泣かされよう」と素直に思えば、泣ける。
ドキュメンタリーでなく、これぞ「小説」という巧さもあり。
いまや、『手紙』という単語はそれだけで物悲しい雰囲気漂う言葉になった気がする。
その内容が陰であれ、陽であれ。
書く人、読む人それぞれが
その手紙だけのための時間を費やすということが、重い。
by345
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0