となり町戦争 [本(エンターテイメント)]
2005年くらいの直木賞候補作ということと、
なんか興味がそそられた「タイトル買い」
ある日、役所から届いた「となり町」との戦争のお知らせ。
敵地の偵察などの任務を与えられ、戦死者も出ているが
普段と全く変わらない日常の中で、戦争の実態は見えない。
そして、となり町との戦争は…?
この作品は不思議だ。
エンターテイメントなのか?純文学?
なにかのメタファーなのか?何を伝えたいのだろうか?
結局わかりませんでした。
分からないものは解らない。
設定は面白いのだから、
もっと「戦争」ストーリーのエンターテイメント性を高めるか、
逆にもう少し伝えたいメッセージの色を濃くする方が
読後のモヤモヤ感はないのかもしれない。
でも、大御所の作家たちが大絶賛しているとのこと…。
こちらの読解力の問題か。
それならそれでも良いけれど、
個人的に他の作品を読んでみようとは思い難し…。
by dg23
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