永遠の0(ゼロ) [本(エンターテイメント)]
通勤の帰りの電車の中で、泣きそうになり
「やばい、やばい」と、どうでも良い中づりの広告を
無理に斜め読みしてみたり…。
涙もろいわけではないけれど、
戦争・特攻隊の話はなぜか涙腺に響く。
この時代に
「特攻隊に志願しない」姿勢を貫く勇気。
「妻と娘のために死なない」と言える強さ。
関係者の心に残り続ける上品さと優しさ。
カッコいい!
歴史上の実名が出てくるもののフィクション。
「こういう奴いるわ~」的なムカつく設定あり、任侠アリ。
最後にも、ちょっとしたサプライズも隠されていて、読み応えアリ。
あえていうなら、
「で、結局どうして?」が解決せずに終わっちゃうのが残念。
久々に、読み終えた後に名場面を何度も読み返し、
登場人物をWikipediaで検索しまくった作品。
お勧め。
by dg23
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